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ケーススタディー: メルセデス・ベンツ日本様
 (2017年2月号掲載)

※数値等のデータは掲載当時のものです。
※文章や画像の転載・転用はご遠慮ください。


メルセデス・ベンツ日本
企業広報課
アシスタントマネージャー
奥 香純氏

メルセデス・ベンツ日本の「最も愛されるブランド」づくり
赤坂迎賓館で新型『Eクラス』披露
体験やイベント通じ新たな魅力発信
「自動運転元年」と呼ばれた2016年。メルセデス・ベンツ日本(MBJ)にとっては「チャレンジの年」だった。民間企業として初めて迎賓館を使ったイベント「自動車の最先端安全技術に関する国際交流会」を開催。西洋風の広い庭をバックに追従走行や自動駐車のデモンストレーションを披露した新型『Eクラス』は、メディアの注目を一手に集めた。昨年に続き今年も年初から新型車を積極的に投入。体験を通したブランドとの接点づくりに力を入れている。
完全自動運転にさらに一歩近づいたといわれた新型『Eクラス』の発表会を赤坂迎賓館で開きました。
まず話題となった会場選定から教えてください。

迎賓館で民間企業が開催した初めてのイベントとなった「自動車の最先端安全技術に関する国際交流会」。
「交流会」の中で発表された
新型『Eクラス』(中央)(2016年7月27日)

新型『Eクラス』を導入するに当たり、通常の発表会の形ではなく、搭載されている最先端安全技術を広く世の中にお伝えするための方法はないかと、MBJ内で検討を重ねていました。

その際、政府の「迎賓館を広く公開していく」という方針を知り、MBJから迎賓館に問い合わせたところ、イベントの趣旨である「自動車の最先端安全技術に関する国際交流」が、迎賓館「特別開館」の利用要件である「我が国の重要施策の推進に資する行事であること」「経済、社会、学術、文化、スポーツ等の分野において我が国を代表するような国際交流活動としての行事であること」に当てはまり、自動運転が国の重要施策でもあることから許可をいただくことができました。

民間企業としては初めての「迎賓館」でのイベントはこうして実現しました。

■新型「Eクラス」・・・『Eクラス』は世界で累計1200万台以上の販売台数を誇るメルセデス・ベンツの中核モデル。新型「Eクラス」には新技術「ドライブパイロット」が初搭載。特に混雑時や高速道路での渋滞の際に自動運転によりドライバーの負担を大きく軽減するシステムとして注目を集めた。
会場には『Eクラス』と、世界初の自動車「ベンツ・パテント・モトールヴァーゲン」のレプリカとコンセプトカー「Vision Tokyo」を合わせて展示しました。

自動車は今から約130年前の「変革の時代」に生まれました。そして現在、技術的に革新を遂げ、世界的に自動運転に注目が集まるなど「次の時代」を迎えようとしています。車両の展示も、その過程を表現したものです。そして、迎賓館もまた、自動車の発明と同時代に当たる変革の明治時代に建築されたものです。

イベントタイトルの“NEXT STAGE of AUTOMOBILE TECHNOLOGY meets HISTORY”が表す通り、自動車と迎賓館が本会を通じて出会い、今後、自動車の安全技術の領域で、ドイツを含むEUと日本の産業連携、国際規準調和がさらに促進することを願ってのイベントになりました。

しっかりとイベントの趣旨をお伝えするために、ご参加は1媒体様1名と制限を設けさせていただきました。ご来場いただいた報道関係者の数は150人で、通常の発表会より20%ほど多かったです。

昨年は年初から新型SUV『GLC』を投入されるなど、新型車を積極的に投入しました。

2016年は「SUV year」をテーマに、魅力的なSUVモデルを続々と市場に投入しました。

メルセデスというと、セダンやワゴンのイメージがいまだに強いと思いますが、現時点でプレミアムブランド最多の7車種を揃えています。SUVモデルだけでなく、数々の2ドアモデル、基幹モデルである『Eクラス』も発表し、お客様の選択肢を拡大しました。現在、モデルラインアップは31車種166モデルに及びます。

17年も5車種以上の新型車を導入し、総合的な安全と先進技術、多彩な車種構成でお客様の期待に応える商品を提供していくので、ご期待いただきたいと思っています。

新車発表会での上野金太郎社長のプレゼンはお馴染みの光景です。広報経験の長い上野社長の発信力の高さを感じます。

新型車の導入の際はほぼ毎回発表会を行い、そのクルマの特性をしっかりとお伝えすべく、会場選定、演出、プレゼンテーション内容もそのつど変えています。可能な限り、発表会には社長が登壇し、報道関係者の皆様とお客様に対して、新型車にかける想いをお伝えするようにしています。

ブランド発信拠点「Mercedes-Benz Connection」を通じ新しい顧客との接点づくりやブランドの訴求・浸透に注力しています。

Mercedes-Benz Connection NEXTDOOR

MBJにとって16年は“エクスペリエンス元年”でもありました。ブランドとの出会いと体験を通じて、従来のお客様にはメルセデスをより深くご理解いただき、これまで接点のなかった新しいお客様にもブランドにご興味を持っていただくための活動“Best Customer Experience”に注力しました。

2月に、イベント型ブランド体験施設「Mercedes-Benz Connection NEXTDOOR」(東京・六本木)を開設しました。「NEXTDOOR」では、様々な期間限定イベントを行っており、既に4万人以上ものお客様にご来場いただきました。

男性のお客様はもちろんのこと、休日のご家族連れ、デート、女性グループでご体験されるお客様もいらっしゃいます。既存のお客様はもちろん、新しいお客様との出会いの場を増やし、より身近にメルセデスを感じていただけたらと思います。

「NEXTDOOR」でのポーラとコラボレーションした美の体験イベントが話題です。

ポーラとのコラボレーションによる
美の体験イベントが開催中

2月23日からPOLA様とのコラボレーションイベントを5月21日までの期間限定で開催しています。イベントは、「出会いから、一歩前へ」をコンセプトに、「POLA TALKER’S TABLE」「Plant&Music」「POLAビューティーDELI」といったコンテンツを五感で楽しんでいただけると思います。

敷地内に設置した直径13.5メートルの巨大なドーム型特設テント内は、世界各地の魅力的な樹々で彩られたボタニカルな空間です。

BGMにはスーパーハイレゾ音響システムを採用しているので、訪れたお客様に心身ともにリラックスしていただけます。また、無料の参加型トークイベント「POLA TALKER’S TABLE」の開催期間中に約40のプログラムを行うほか、フードコンテンツとして、今回のコラボレーションのために特別開発した「POLAビューティーDELI」を提供いたします。

クルマと化粧品という全くの異業種によるコラボレーションですが、両社が提供する新しい出会いや体験により、訪れていただいた女性たちがさらに輝くための一歩を踏み出す“きっかけ”になればと考えております。

<メルセデス・ベンツ日本株式会社> 設立:1986年1月21日
広報体制は企業広報、製品広報合わせて4人。「本年も昨年に引き続き、従来のお客様にはメルセデスをより深くご理解いただき、新しいお客様にもブランドにご興味を持っていただくための活動“Best Customer Experience”に注力してまいりますので、ご期待ください」と奥さんは話す。